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意識を「集中する」 concentrate vs focus

日本人の口からよく出てくる言葉の一つ。

「集中力が切れて・・・」

「意識を集中しなさい」

どうも 『集中』 という言葉が好きなようで、英語を話させても出てくる頻度が高い。

そしてみんなが使うのが "concentrate" という単語。

でもネイティブが仕事の場でその言葉をいってる場面にほとんど出くわしたことがない。ネイティブは "focus"の方が圧倒的に使う。ネイティブも、日本語でいうところの「集中」という意味のことは大事にしているだろうけど、"concentrate"はちょっと語幹が違うよう。

・・・というようなギャップから、ここ数日違いを考えてい上での仮説。

・"to concentrate on A " というのは、何か多くのものを「1点」に集める・凝縮させる・濃くさせる感じ。だから、I need to concentrate on A. といった場合は、主体である「自分」(この場合はおそらく「自分の意識」)をAというものに向けて全てを1点に集める。

そして、1点に集められたもの(この場合は意識」は他のものには移っていかない。いや、移ってはいけない感じ。虫眼鏡で光を集めるような感じ。

だから、オレンジジュースの濃縮還元の表示は、英語では"concentrated"と書いてある。(昔は「なんでオレンジが集中してるんだ」と思ってたけど)

・それに対して、"to focus on A" はまさにカメラのフォーカスと似ていて、自分の前に色々とあるもの(カメラであれば、色んな物を含んで目の前に広がっている景色)から、選択的にピントを合わせて、よく見えるようにする。だから、色んな方に向けられる可能性を含む「自分の意識」もあるAというものにピントを合わせて、よく見えるようにする感じ。もちろん、フォーカスは「1点」にこだわることはなく、幾つかを含んでいてもよい。ポイントは良く見えるようにすること。

とすると、「この課題に集中しなさい」は、

"Let's focus on this issue. " であって、

"Let's concentrate on this issus."ではない。

前者は、「この問題自体がクリアに見えるようにしましょう=取り組みましょう」

後者は、「この問題1点に意識を向けましょう。(他の問題に意識を向けてはいけません、といわれてる気分)」

そんな仮説を立て立てしました。楽しい。言葉は面白いな~

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