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ベートーヴェン三昧

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アメリカの出張中の話を少し。(まだ成田からのスーツケースが来ない~)

上司のいるワシントンDCからクライアント先まで、車で巡業の旅に出るのがいつもの流れなのだけれど、もう一個うちの会社が好きなこと。それは車の中でひたすら音楽を聞くこと。ここ3年くらいはクラシック聞き比べがはやっている。

今回のクライアント先までは車で8時間で、今回もまたまたベートーヴェンの聞き比べ。

交響曲&ピアノソナタの同じ曲を指揮者、年代、楽団で色々比較して聞いて、好き勝手素人で言い合う楽しい会でした。

フルトヴェングラー×ウィーンフィル、カラヤン(の、若い時とおじいちゃんの時)×ベルリンフィルで比較。またまた交響曲では、1番から9番を聞いてどれが好きか色々聞き比べてました。比較するためには車のスピーカーのクオリティーがかなりキーになるけれど、今回の車はアメリカで販売が伸びている KIA(韓国製)のヴァンで、これはなかなかいい感じの低音が響くスピーカー。

交響曲比較では、今まで第9が好きだったのだけれど、今回は3番も好きになってきた。1番と2番の微妙にモーツァルトチックな感じから、ベートーヴェンらしさがガンっと出てくる。ベートーヴェンはベルリンフィルの勢いのいい抜ける弦が個人的には好きで、1963年のカラヤン×ベルリンフィルのCDが好き。このCDは音がよくて素晴らしい!(第2楽章だけは、フルヴェン×ウィーンフィルのゆ~ったりとした悲愴風な方が好きかな)

  ・カラヤン×ベルリンフィル 交響曲第3番のYouTube (このYouTubeはちょっとCDよりもスピードが速いかも。カラヤンの自意識も少し感じられるし 笑)

  ・フルトヴェングラー×ウィーンフィル 交響曲第3番 第2楽章のみ 音だけ(あぁ!美しいね~~)

1番もまともに聞くと、やはり美しい。軽やかさがありながらもベートーヴェンらしさの芽が

出てきている感じもする。いまいちモーツァルト風になっていない感じがまたいいのかも。ただ、ベルリンフィルの方で聞いた方がその芽は感じられるかもしれない。ウィーンフィルだと、弦がころころっと美しく流れるので、逆に悲しいかなモーツァルトになりきれてないサリエリ的要素が出すぎる感もあり。

 ・カラヤン×ベルリンフィル 交響曲第1番

5番もいいよね~。じゃじゃじゃじゃーん、だけで日本人の印象に残らせているのはもったいない!実にイイ曲だよ。

久しぶりに、フルトヴェングラーのバイロイト音楽祭の第9も聞いた。丁寧に観客に音を聞かせながら、または自分で音を聞きながら指揮をしていることが感じられる。ビバ!

しかし、聞けば聞くほどベートーヴェンの魅力に惹きつけられる。今までは交響曲とピアノソナタ、あとは有名どころのバイオリンコンチェルトしか聞いていなかったけれど、もっと他のも深めてみようと思う。お勧めあれば誰か教えて!(さっちーん)

実はむかしあんまり好きじゃなかったモーツァルトも、今回の旅で改めて聞いてみると、やっぱりすごさを感じて、なかなか好きなのが出てきた。交響曲29番、35番(Haffner)は特に好きになってきた。ウィーンフィルの軽やかにころころ転がる弦の音が、モーツァルトとあっていて圧倒的に好き!

音楽談義でした。

ちなみに帰りの飛行機で偶然見た、『路上のソリスト(The Soloist)』という映画もベートーヴェンをこよなく愛するホームレスのチェリストの話でした。これはお涙ちょうだい的でなく、冷静に、世の中の流れを描写している感じの静かな映画で、実際にアメリカに存在する差別、ゲットー、麻薬中毒、精神の病などを描くもので、見て良かったと思えるものでした。

またまたベートーヴェン尽くしに・・・

お、やった!スーツケース来た!

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