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坂の上の雲 1巻

正岡子規が秋山真之(弟)に相談を持ちかけた際のやりとりです。

子規「あしの頭は、哲学にむいといるか真之は首をかしげた。

ものごとの追求力は、子規は常人よりすぐれている。

真之「しかし、考えを結晶させる力が乏しいようだな」と真之は言った。

真之にいわせると、『考え』というものは液体か気体で、要するにとりとめがない。その液体か気体に論理という強力な触媒をあたえて固体にし、しかも結晶化する力が、思想家、哲学者といわれる者の力である。

「論理」が触媒!哲学者ではなくとも、今の世でも、物事をつくり、形作るため=「固体化、結晶化」することに「論理」があって、ある抽象化された概念として複数の人間に共通の理解が生まれるのかな。

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